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豆知識

足関節捻挫って

どうすればいいの?

まず、受傷直後なら患部を少し高くして安静にし、冷却、圧迫します。決して温めてはいけません。次にそのまま近くの専門医に任せましょう。

では、次にその捻挫が1度~2度だった場合テーピングなどで固定します。テーピングの目的はギプス固定のように動きを完全に制限するわけでなく、動かしてはいけない方向のみを選択的に制限するためにあります。
テーピングの目的は大きく分けて三つあります。予防のテーピングと救急処置のテーピング、再発予防のテーピング。最初は救急処置のテーピングが施されますが、後は再発予防のテーピング行われます。

これは、現在最も多く行われていることで早期スポーツ復帰や社会復帰のためとても重要なことなのです。

足関節捻挫のテーピング

【足関節捻挫って?】

足関節の捻挫はスポーツにおいては最も頻度が高くスポーツ選手とスポーツ選手以外と同じ程度に起こり日本では全傷害の12%を占めています。

米国でも毎日1万人に1人の割合で捻挫が生じており、1日2万3千件の捻挫生じています。多くの場合は足首を内側に捻る、内返し捻挫により外側の靭帯を損傷することが多く足関節捻挫の70%~80%を占めています。

バスケットボールでジャンプし他の人の足の上に着地した場合や突起物につまずいた場合に起こります。一般に損傷の程度により、靭帯線維の小損傷(1度)、靭帯の部分断裂(2度)、靭帯の完全断裂(3度)の1~3度に分類されます。

足関節捻挫は軽傷とみなされがちだが変形性関節症や足関節の慢性の不安定性の原因となり、ちょっとしたことでも再発するようになってしまうのでしっかり施術しなければなりません。

アンダーラップ

アンダーラップ
まず、皮膚の保護のためアンダーラップを巻く

ホースシュー

ホースシュー
親指側から踵をくるむようにして小指側へ巻く。

スターアップ

スターアップ

次に、次に内くるぶしの5cmくらい上から
足の裏を通り外くるぶしを通過し約5cm
上に止める。

スターアップ

スターアップ NO.2
しっかりと上に持ち上げて貼ることがポイントとなる。

スターアップ

 

ヒールロック
ヒールロック

ヒールロック
次に伸縮テ-プでヒールロックを巻く。

環行テープ

環行テープ

最後にテーピングはがれないようにするためと固定をより強固より強固にするために全体を被覆していき完成。

参考・引用文献

・Lyle J.Micheli,M.D.with MarkJenkins:
THE SPORTS MEDICINE BIBLE,、中嶋寛之監訳
・ナップ、東京、88-89、1997
・テーピングハンドブック、中嶋寛之編集
・全日本病院出版会、東京、5、1997
・最新スポーツ傷害・外傷診療マニュアル、編集主幹/室田景久・矢部裕
・全日本病院出版会、東京 147-149

急性腰痛症って

急性腰痛症(ギックリ腰)には、おもに急性筋々膜性腰痛症・椎間関節症・仙腸関節捻挫などが上げられます。

急性筋膜性腰痛症では、腰背筋群のところ(図1・赤丸)が損傷され、圧痛や筋緊張が出ます。
また、患部の所に筋収縮が加わると激しい痛みをともないます。

椎間関節症とは上位腰椎関節面で(図2)関節包や靭帯が損傷されたり関節面の軽微なずれが生じ、発生します。痛みとしては腰の正中線上で、下方に出現し(図3)、立位など、負荷がかかると激しい痛みを発します。

仙腸関節捻挫では、仙骨の両側にある関節面で微小なずれが生じます。(図4)歩行時の疼痛、股関節を屈曲(膝を曲げ、お腹に引き寄せる)すると、激しい疼痛を生じます。また、患部側の殿部付近にまで疼痛を生じる場合があります。

急性腰痛症(ギックリ腰)

ぎっくり腰を起したら

ぎっくり腰を起したら

日常生活での注意

日常生活での注意

自宅でできる腰痛体操

自宅でできる腰痛体操

肩こりって

はじめに

肩こりを起こしている筋肉には、同時に血液の循環障害が起こっています。血行障害があると代謝産物が蓄積し、これが神経を刺激して筋肉を緊張させ、「こり」を起こします。
また、こりがあると血管が圧迫されて血行を障害するため、さらにしつこい「こり」を引き起こすようになります。
つまり、筋肉のこりと血行障害は互いに悪循環を生み出す関係にあるのです。

首・肩に、こりと血行障害を起こす原因は主として次の3原因に大別されます。

筋肉の疲労

長時間のデスクワークなど、首・肩・腕にとって同じ作業の繰り返しが続く、あるいは重いものを運ぶなど、過度に筋肉を使う作業では、筋肉に疲労が生じます。

筋肉は収縮と弛緩(伸び縮み)によるポンプ作用で血液の循環を助けていますが、長時間筋肉が緊張し続けるとその作用が減少し、血行障害が起こります。

運動のエネルギーを生み出す過程では「乳酸」という代謝産物が発生します。これは疲労物質と呼ばれ、筋肉を緊張させてしまうものです。

適度な運動の下では乳酸の発生も少なく、発生しても血液の循環で筋肉中から運び去られていきますが、上記のような作業では乳酸が多量に生じたり、血液による運搬がうまくいかなくなり、肩こりが起こるのです。

神経障害

頸椎(首の骨)には脊髄から出た神経の出口があり、これらの神経は首・肩・腕を通って手指の先まで至ります。
その出口や通り道の途中で圧迫を受けると刺激され、こりや痛みを引き起こします。

自律神経の失調

内臓の働き、血圧の調節、血管の運動など、様々な活動の維持・調整を行う、自律神経と呼ばれるものがあります。
自律神経には交換・副交感神経の2種類があり、互いに拮抗作用を持ちながら各所の機能を高めたり、休ませたりして調整をしています。
しかし、精神的緊張・更年期障害・高血圧症など不必要にこの神経が働かされてしまう状況では、互いのバランス関係が崩れてしまうことがあります。
特に筋肉の血管が必要以上に収縮すると、血行が悪くなり、こりが引き起こされることになります。

肩こりのためのストレッチング

注意事項
1.体操は勢い・弾みをつけて行うと筋肉をいためたり、緊張を高めたりして逆後果になってしまいます。
丁寧に、筋肉が心地よく伸びる感じを意識しながら行うことがポイントです。
2. 症状が重いもの、手にしびれを生じているものなどは自分で無理をせず、ご相談ください。

肩こりのためのストレッチング

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